
40歳からの挑戦
現在の仕事内容を教えてください。
現在は、冷蔵庫や洗濯機といった家庭用家電の訪問修理を担当しています。仕事は基本的に部品交換や定期点検、製品のクリーニングなどが中心です。朝はサービス拠点に出勤してその日の依頼内容を確認し、必要な部品や工具を準備してから、お客様に電話で訪問時間のご案内をして、現場へ向かいます。
訪問先では、ヒアリングを行い不具合箇所を特定、部品を交換し、修理後には簡単な清掃とお会計。作業そのものはマニュアル通りで進めることがほとんどです。最近はエコキュートや食洗機の修理にも対応できるよう、トレーニング中です。
この仕事に転職されたきっかけは?
前職は飲食業で、不規則なシフトと長時間労働が当たり前でした。家族ができてから「子どもと一緒にご飯を食べたい」「もっと安定した収入を得たい」と思うようになり、転職を決意しました。
もともと車やバイクをいじるのが好きだったので、修理・整備系の仕事に興味があり、そこで見つけたのが「家電修理」でした。どの家庭にもある製品を扱う安定感と、自分の努力次第で収入が上がる仕組みに魅力を感じて、思い切って飛び込みました。
未経験でのスタートに不安はありませんでしたか?
正直、不安はありました。家電の構造も工具の使い方も知らなかったので、覚えられるかどうか…。でも実際は、マニュアルや研修がとてもわかりやすく、現場では先輩たちがしっかりサポートしてくれました。
それよりも意外だったのは、サービス業としての一面が強いということです。お客様とのコミュニケーションがとても重要で、丁寧に説明したり、笑顔で接したりすることで信頼を得ることができます。飲食業での接客経験がこんなところで活きるとは思ってもいませんでした。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やっぱりお客様から「ありがとう」「助かりました」と直接言っていただけたときですね。冷蔵庫や洗濯機って、壊れるとすごく困りますよね。そんな状況を自分が解決できたという実感が、ものすごく励みになります。
また、作業のスピードや正確さが上がってくると、「この案件は明田川さんに任せたい」と言われることもあり、自分の成長を実感できるのも嬉しいです。

これまでで一番大変だったエピソードは?
特殊な場所に設置された大型家電の修理で、6人がかりで対応したことがあります。搬出入や修理の難易度も高くて大変でしたが、ベテランの先輩たちと協力して乗り切りました。
また、クレーム対応で苦労した経験もあります。納得してもらうために、専門部署に相談しデータを準備して説明するなど、丁寧な対応を重ねた結果、最後はご理解いただけた時はホッとしましたね。
今後の目標は?
まずは電気工事士の国家資格を取ることが目標です。会社の支援制度が整っているので、学習環境も整っています。資格を取ればできる業務の幅も広がりますし、収入面でもステップアップできる。(資格を取る費用も全部出してくれるんですよ!)
あとは、今一緒に働いている60代後半の先輩のように、誰からも頼られる「鉄人」みたいな存在になれたらと思っています。(笑)
最後に、これから入社を考えている人へメッセージを。
最初は誰でも不安だと思います。でも、日立エンジニアリングは未経験でもしっかりサポートしてもらえる環境ですし、自分の成長が実感できる仕事です。
1年、2年と続けることでどんどん面白くなっていくし、困ったときはみんなで助け合える職場なので、気負いすぎずに飛び込んできてください。
一緒に仲良くやっていきましょう!