
目指せ1,000万!
転職のきっかけと、現在の仕事内容を教えてください。
以前は警備業界で管理職として勤務していましたが、同じ業務の繰り返しにやりがいを感じられず、「もっと専門性の高い仕事に挑戦したい」と思うように。そんな時に出会ったのが、日立エンジニアリングの求人。「未経験からでもプロになれる」という言葉が心に刺さり、技術職への第一歩を踏み出しました。
今は、業務用空調設備の修理・保守を中心に、大型施設やオフィスビル、工場などを訪問しています。個人宅ではないので、お客様対応は管理会社や法人が中心。作業内容も高度で、天井裏の機器への対応、安全配慮、チームでの連携など、求められるレベルは高いですが、そのぶん手応えもあります。
未経験でのスタート、不安はありませんでしたか?
正直、不安は大きかったです。全くの異業種からの転職でしたし、専門知識もゼロ。それでも、6ヶ月にわたる研修や先輩との同行で、少しずつ「できること」が増えていく感覚を味わえました。現場は毎回違う課題があり、最初は焦ることも多かったですが、「現場百回」の言葉通り、繰り返しの経験が成長につながっていると実感しています。
困った時は同期や先輩に相談したり、マニュアルを徹底的に読み込んだり、とにかく自分なりに工夫して学びました。気づけば、不安よりも「もっと成長したい」という気持ちが強くなっていましたね。
やりがいや、この仕事ならではの達成感は?
一番のやりがいは、自分の手で設備を復旧できた時。特に大規模施設では、1台の故障が業務全体に影響することもあるので、責任は大きい。でもその分、修理がうまくいった時の達成感も大きいです。
また、点検や保守作業では、自分でスケジュールを組み、人員を手配して作業に臨みます。それが予定通り、あるいは予定よりも早く完了した時は、チームでの達成感がありますね。段取りよく現場を動かせた時の満足感は、管理者としての醍醐味でもあります。
これまでで一番大変だった現場は?
ある倉庫施設で、全館の空調が突然停止した時のことです。原因が全くわからず、広い敷地内を何時間もかけて調査。それでも答えが出ない中、たまたま現場に来ていたエレベーター業者さんと話す中で、「電源系統の連動」が原因だと判明しました。
そこから電源設定を見直し、ようやく復旧。その倉庫には海外企業のサーバールームもあり、早期対応が求められていたので、本当に冷や汗ものでした。今思い出しても、あの経験は自分を一つ大きくしてくれたと思います。

年収1,000万を目指す理由と、実際のアプローチは?
きっかけは、家族の将来を考えたこと。教育費や生活費を現実的に考える中で、「成果報酬型でしっかり稼げる仕事がしたい」と思いました。空調業務は頑張りがそのまま報酬に反映されるので、自分には合っていたと思います。
意識しているのは“時間効率”。現場では無駄な動きを減らすために、自分なりの手順やルールを決めて作業しています。例えば、機材の準備や移動の最短ルートを常に意識したり、マニュアルを事前に読み込んで不測の事態に備えたり。仕事とプライベートを切り分けて体調を整えるのも、パフォーマンスを上げるために欠かせません。
現時点で目標達成にどれくらい近づいていますか?
感覚的には7〜8割といったところでしょうか。年間保守契約の物件を複数任せてもらっていて、すでに年収は1,000万に到達しています。ただ、これを“継続”していくことが課題です。まだまだ技術面で学ぶことはありますし、より大きな案件を任せてもらうためには、信頼の積み重ねが必要です。
だからこそ、これからも「目の前の仕事を確実にやる」ことを何より大切にしていきたいです。
これから入社を考えている人へメッセージを。
最初は誰でも不安だと思います。でも、日立エンジニアリングには、未経験でもしっかり学べる環境があります。技術はすぐに身につくものではないですが、コツコツ続ければ必ず結果はついてきます。
「石の上にも三年」という言葉がありますが、本当にその通り。まずは目の前の業務に真摯に取り組んでみてください。努力次第で、普通のサラリーマンでは手が届かない世界が見えてくると思いますよ。一緒に上を目指していきましょう!