
働きながらプロになる
現在の仕事内容を教えてください。
エコキュートや食洗機、IHクッキングヒーターなど、家庭用住宅設備の訪問修理を担当しています。朝は運送会社で必要な部品を回収し、そのままお客様宅へ直行。訪問先では不具合の状況をしっかりヒアリングして原因を特定し、マニュアルや技術相談を頼りに点検・修理を進めます。部品交換後には動作確認と清掃、そしてお会計。製品ごとに仕様が異なるので、毎日が学びの連続です。現場での経験を積むことが、プロになる一番の近道だと実感しています。
この仕事に転職されたきっかけは?
以前は飲料ベンダー業界でルート営業をしていましたが、将来性に不安を感じたのと、仕事がマンネリ化していたことで「もっと専門性を高めたい」と思うように。そんな時に見つけたのがこの住宅設備修理の仕事です。身近な製品を扱う安定性と、自分の努力次第で収入に反映される仕組みに魅力を感じて、転職を決意しました。実際、頑張った分だけ成果として返ってくる今の環境には、大きなやりがいを感じています。
未経験でのスタートに不安はありませんでしたか?
正直、とても不安でした。工具の使い方も知らなかったし、製品の知識もゼロ。でも入社後は現場同行やメーカー研修など、しっかりと段階を踏んで技術を習得する機会が整っていて、安心して学べました。困った時にはすぐに先輩に連絡できる体制もあって、本当に支えられましたね。なにより意外だったのは「サービス業」の要素が強いこと。説明や対応力が問われるので、前職での営業経験が意外なところで役に立ちました。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
「ありがとう」「助かりました」といったお客様の言葉が、何よりの励みです。特にメーカーアンケートで名指しでお褒めいただいた時は、「この仕事をしていて良かった」と強く感じました。また、「また神谷さんにお願いしたい」とリクエストをもらった時は、自分の対応が信頼されていると実感でき、とても嬉しかったですね。

これまでで一番大変だったエピソードは?
集合住宅に設置された電気温水器の修理で、原因の特定に苦戦し、何度も現場に通いました。メーカーや先輩に相談しつつ、少しずつ問題を絞り込んでいきました。対応中はお客様や大家さんにも進捗を丁寧に説明し続けたことで信頼を保てたと思います。無事に解決できたときの安堵感と達成感は今でも鮮明に覚えています。技術だけでなく、伝える力や粘り強さの大切さもこの時に学びました。
今後の目標は?
今後は、現在扱っている製品以外にも、蓄電池や太陽光、照明設備など、より多くの住宅設備に対応できるようスキルを広げていきたいです。対応できる範囲が広がれば、移動時間を減らして作業効率を上げることもでき、それが売上や収入にもつながります。将来的には「住宅設備なら何でもお任せ」と言われるような、頼れるエンジニアになるのが目標です。
最後に、これから入社を考えている人へメッセージを。
新しい業界へのチャレンジは不安も多いと思います。でも、ここには未経験から始めた先輩たちがたくさんいて、しっかりサポートしてくれる環境があります。3年本気で頑張れば、自分でも驚くほどの成長を感じられます。技術を身につければ、一生使えるスキルになる。迷っているなら、ぜひ飛び込んできてください。僕たちが全力でフォローします!